流山市 つるし雛イベント

伝承していきたい文化

3月2日まで開催の流山おひな様の会による、流山10箇所で展示のつるし雛イベントで、和食を支える糀の発酵文化と題し、キッコーマンアリーナでお話をさせていただきました。

お話をいただいたとき、つくづく思ったのが、
流山おひな様の会の方々チクチクとひと針ひと針縫って出来上がった見事な作品は、小さな微生物がプクプク発酵し時間をかけて美味しい発酵食品に出来上がっていくことに似ているなということ。
何より、昔からある日本の伝統文化おひな様と、やはり昔からある発酵文化は、どちらもなくしてはならない、伝承していきたい文化。
日本の行事も発酵も、忙しい日常の中で、よもすると置き去りにしてしまうかもしれないのですが、日本人の健康と暮らしを豊かにしてきたもの。大切にしていかなければならない日本の宝だと思っています。
そんな思いを込めて、お話いたしました。

100人を越す立ち見が出るほどのぎっしりの会場!
流山おひな様の会代表の小泉さんが、この光景をみて感極まり涙ながらご挨拶をする姿に、私までもらい泣き…。このようにボランティアで流山を盛り上げる皆様に大きな拍手をおくりたいと思いました。
また思いが詰まったこの会に呼んでいただき、本当にありがとうございました。

会場でも言いましたが、講座も講演もお客様が来てくださってこそ行えます。どんなに良い話でも聞いてくれる方々がいてこそ活きてくるのです。
皆さんに支えられながら、好きな仕事ができることに感謝、感謝!

この日はこちらの講演後、すぐに 旧吉田家住宅歴史公園での醤油講座があり、ふっとんで次に向かわなければならず、本を購入頂いたお客様にサインする時間がなくて本当に申し訳なかった!
必ずどこかでしますからね!

おひな様の展示は、本日まで開催しています。
ひと針ひと針、心を込めて縫った沢山のつるし雛、圧巻です。お天気もよいのでお散歩しながら雛めぐりも楽しそう。是非ご覧いただけたらと思います。